コピーライターの卵とやらが
お店に来た。なんでも、お店のキャッチを
考えることが、コピーライター講座の
課題だとか。

なんと、その人お店にいた時間5時間!!
しかも、カウンターで。オムライスを
頼んだだけで...非常に、仕事がやり辛かった。

そんなことは置いといて
この人曰く
“編集やライターは、専門とか行くひとは
人脈を作れない限り、意味がないし、逆に
不利になるけど、コピーライターは
独りよがりな世界にしないためにも
講座をとるのは必須なんですよ”

どっかで聞いたことのある話だと
思いつつ、ふむふむと頷くと
うれしそうに、その訳を話してくれた。

例:新薬を宣伝する場合

お腹が痛い→薬を飲む→直る

この図式は、目で見ているから成立するんだ。
本来は“素晴らしくお腹に効く薬が出ました”
なんて言ってもいいものを、この言い方では
誰からも見向きもされないことをわかっているから
別角度からシチュエーションを作り上げる。

しかし、この図式は目で見てるから
成り立つのであって、文字だけだったら
読む気も失せる。

コピーライターの醍醐味はそこでもある。
いかに、短いコピーで
多くの人々を魅了することが出来るか?
しかも、シチュエーションなしに。

【補足説明】
“目で見て成立”っていうのはCMって
ことでしょう。

この人も認めるように、こんな婉曲的な
宣伝の仕方をしなくては
ならないのが、CMだし、婉曲的に伝えて
許されるのがCMだと私は思っている。

確かに、ポスターでこの新薬の
宣伝をするとしたら、消費者の動きが入った
シチュエーションは使えない。

感覚では、わかってることだったけど
敢えて、説明されると大変さがしみじみ
伝わってきたのだった。

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